2269 明治ホールディングス 個別株解説
- 明治ホールディングス株式会社
- プライム市場
- 日経225採用銘柄
- グループ:(株)明治、Meiji Seika ファルマ(株)、KMバイオロジクス(株)
- 食品事業、医薬品事業
- ヨーグルト国内シェアNo.1、プロテイン国内シェアNo.1、チョコレート国内シェアNo.1、全身性抗菌国内シェアNo.1、インフルエンザワクチン国内シェアNo.1
- mRNAワクチン(レプリコンワクチン)も製造販売承認を世界で初めて取得
事業内容
食品事業
ヨーグルト・チーズ
明治ヨーグルト、LG-21、R-1、PA-3、北海道十勝チーズ
ニュートリション
明治ほほえみ、SAVAS、ザバスミルクプロテイン、VAAM、明治メイバランス
チョコレート・グミ
明治ミルクチョコレート、チョコレート効果、果汁グミ
牛乳
明治おいしい牛乳、明治おいしい低脂肪乳、明治ミルクで元気
業務用食品
フレッシュクリームあじわい40、Green Cacao(グリーンカカオ)、明治北海道十勝パルメザンチーズ生削り
フローズン・調理食品
明治エッセルスーパーカップ、明治えびグラタン、銀座カリー、明治スプレッタブル
医薬品事業
抗癌薬、ワクチン、中枢神経系領域、ジェネリック医薬品、血漿分画製剤、動物薬、海外向け製品
決算
3月
2269 明治ホールディングス 売上・営業利益・経常利益・前年比増減率
2024年3月期
売上:1兆1,054億円(+4.1%)
営業利益:843億円(+11.8%)
経常利益:760億円(+2.5%)
食品セグメント
- カカオ相場の急騰、円安をうけて、価格改定、商品改良などで対応
- ヨーグルト、プロバイオティクス、ザバスなどが増収
- マーケティング費用は各事業とも積極投資
- 人件費は増加
- 減価償却費増加の一方、ライン集約などのコスト削減効果も見込む
医薬品セグメント
- ヒト用ワクチンの増収
- 薬価改定の影響:+1%半ば
- 開発の進展に伴い研究開発費は増加
- 人件費や新規発売品に伴う普及費は増加
海外売上高
1,323億円(食品:8.6% 医薬品:26.5%)
- 展開国の拡大
- M&Aやアライアンスによる事業基盤の構築・強化
- 現地ニーズに合致した商品開発
- デイリー事業、フードソリューション事業→重点エリア:中国、アジア
- カカオ事業→重点エリア:米国、中国、アジア
- ニュートリション事業→重点エリア:アジア、欧州
2023年3月期
売上:1兆621億円(+4.8%)
営業利益:754億円(△18.8%)
経常利益:741億円(△21.1%)