株式投資用語集

株式・投資・金融関連に関する用語一覧

アクティビスト

株式を一定数量保有した上で、その権利を行使して積極的に企業経営に関わる人。もの言う株主。

アセットアロケーション

運用資産の内容(国内株、外国株、債権、現金など)配分を決めること。

ESG投資

投資する際に従来の価値の評価基準に加えて、環境・社会・ガバナンスに対する取り組みも投資の評価対象に加えること。

EPS

1株あたりの純利益。当期純利益÷発行済み株式数。日経225にも使われる。

売り数量と買い数量の売買の注文状況を並べたもの。

一般信用

証券会社が独自に決めた金利や返済期限に基づいた信用取引。

井村俊哉

投資家。株式会社Zeppy代表取締役。三井松島、住石ホールディングスなど投資で巨額な財を成す。

売り残

信用取引で空売りして、まだ決済していない株のこと。

益出し

機関投資家や企業が持っている株を売却して利益を確定すること。

NT倍率

日経平均をTOPIXで割った指標。値嵩株が上がるとNT倍率が上がる傾向がある。

NTSE100指数

ロンドン証券取引所に上場している時価総額上位100社の指数。

MBO

マネジメント・バイアウト。経営陣による自社の買収。

追証

信用取引の含み損により足りなくなった証拠金に対する追加証拠金のこと。

オプション取引

デリバティブ商品の一種。ある原資産について、決められた将来の期日において、あらかじめきめたれた金額で、それらを買う権利、売る権利を売買すること。値下がり、値上がりに対するヘッジ、保険的な意味合いの商品。

買い残

信用取引で買って、まだ決済していない株のこと。

外為特会(外国為替資金特別会計)

為替介入のために設けられた特別会計。円を売る際は、政府短期証券を負債として保有。

貸株

投資家が保有している株を証券会社に貸し出すこと。貸株料という金利を受け取れる。

担がれる

株で売りポジションを持っている状態で、株価上昇によって踏み上げられること。

株式分割

発行済みの株式を細分化すること。10分割であれば1株あたり1000円→100円となる。

為替介入(外国為替平衡操作)

急激な為替変動に対して安定を図るために政府が為替市場で為替の売買を行うこと。財務省の指示にて日銀が行う。

玉(ぎょく)

株の保有しているポジションのこと。買い玉、売り玉など。

公募増資

広く一般の投資家を対象に、新たに株式を発行し資金を調達する方法。

5頭のクジラ

巨額な公的マネーの運用資金を持つ5つの機関投資家。2015年頃からこのように呼ばれ出した。日本銀行、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)、共済年金(国家公務員共済年金、地方公務員共済年金、私学共済年金)、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険が5頭のクジラと呼ばれる。

裁定取引(アービトラージ)

属性の似た商品同士や現物・先物などで、異なる市場間での価格差の歪みを利用して、割高を売り割安を買うなどのして利ザヤを抜く投資手法。

サスティナビリティ

持続可能性の意味。環境保護・社会開発・経済開発を将来も価値を失うことなく継続できることを目指すための取り組み。

サヤ寄せ

値段の差がだんだんなくなっていくこと。例えば、TOB価格に市場価格が近づいていく場合など。

仕手株

大口が大きな資金で意図的に株価を吊り上げるなどの操作をする株の総称。

仕手師

仕手株を短期間で相場操縦や風説の流布などで、高額に吊り上げる集団のこと。仕手筋。

CFD

FXのような差金決済取引。指数や金、原油、天然ガスなどのコモディティも取引可能。

CB

Convertible Bondの略。転換社債型新株予約権付社債。かつては、転換社債と呼ばれていた。満期になる前に、株に転換できる社債。株価が上昇すれば株に転換、下落すればそのまま社債として利息が受け取れる。デメリットは、通常の社債に比べて、クーポン(利息)が低い。

ストップ高・ストップ安

1日の制限値幅の上限まで株が買われる(売られる)こと。

100円未満=30円 200円未満=50円 500円未満=80円 700円未満=100円 1000円未満=150円

1500円未満=300円 2000円未満=400円 3000円未満=500円 5000円未満=700円

7000円未満=1000円 10000円未満=1500円 15000円未満=3000円 20000円未満=4000円

スプレッド

売値(Bid)と買値(Ask)の価格差。単に証券や通貨の価格差、利回り差のことを指す場合もある。

スワップポイント(FX)

2国間の通貨の金利差による金利差調整分。買いと売りで、金利が低い通貨を保持している方が、金利の高い通貨を保持している方へ支払う。

総会屋

企業の株主総会が荒れた時に、間に入って企業側に金品を要求する反社会性勢力。

第三者割当増資

特定の第三者に新株を発行して割り当てて資金を調達する方法。発行済株式数が増えるため、既存株主の持株比率が低下し、利益が損なわれる恐れがある。

TOB

あらかじめ買付金額、数量、期間を公開して、条件に同意した株主から市場外で株を公開買付けすること。

デッド・キャット・バウンス

株価が大幅な下落をした後で、一時的に跳ね返ること。高いところから落とすと、死んだ猫でも跳ね返るという意味。

日経225

東京証券取引所プライム市場の銘柄から、日本経済新聞社が選出した流動性の高い225銘柄の株価指数。

Non-GAAP指標

一般的な会計基準ではなく、より本質的な企業独自の計算指標。

配当性向

税引き後の利益の中で配当金の占める割合。

日柄調整

相場が大きく動いた後、揉み合い状態に入り、徐々に反対売買により価格が落ち着いてくること。

風説の流布

株価を意図的に上下させるために流される虚偽の情報。金融商品取引法上の禁止行為。

踏み上げ

株価の値上がりにより、信用取引の売り玉の損切りを巻き込んで株価の上昇圧力がさらに増すこと。

ふるい落とし

値上がりを狙っているある銘柄の大口投資家や仕手筋が、意図的に大きな売りを浴びせて狼狽した一般の投資家の株を安値で売らせて拾い集めること。

ヘッジファンド

大口の個人投資家や機関投資家を対象に、私募形式で出資を募り、株式以外にも先物などあらゆる方法で下落相場や暴落時にも利益を追求するファンドの呼称。

見せ板(見せ玉)

買う意思、売る意思のない大きな注文。寄り付きなどであたかも大きな買いが入っているかのように見せかけて、買いまたは売りの印象をつけようとするための注文。

村上世彰

M&Aコンサルティング(村上ファンド)創設者。日本に物言う株主という概念をもたらせた投資家。

レートチェック

日銀が大手銀行に対して、現時点の為替相場の水準を確認すること。為替介入の準備段階で行われるため、市場に対して牽制になり、為替が大きく動きやすい。

株式用語 動画解説

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