概況
- 今後5年(2025年〜2030年)でエヌヴィディアが供給する高性能GPU/AIアクセラレータの需要は、およそ3倍になる確率が高い。
- データセンター向けGPU市場の向こう5年間の保守的な予測だと、年平均成長率は13.7%、一般的な数値で20〜30%と予測されている。
NVDA エヌビディア 事業内容
- 半導体ファブレス企業。特にGPU(Graphics Processing Unit)の設計に特化。
- エヌビディアの強み→チップ+ソフト+ネットワークを一体で提供。
- 元々グラフィックの作業に使うGPUを高度な計算や演算に使えるよう「CUDA」という独自のプラットホームを開発。2006年に発表。これがAI開発者の支持を得ているのがエヌビディアの強み。ちなみにこの「CUDA」はエヌビディアのGPUでしか使えない。
- GPUとは、元々はグラフィックを描くためのチップだったが、今はAIや大規模な演算に使われるようになった。
- チップ(半導体チップ)とは電子回路が詰まった小さなシリコンの板。集積回路。
- データセンターでは大量のサーバーがあり、このサーバーで大量のデータを入力してAIがパターンを学び、膨大な行列計算(Matrix Multiplication)を繰り返す必要があり、CPUでは遅すぎる。GPUは数千〜数万個の演算ユニットを同時に動かせるため、AI学習を数百倍高速化できる。
- AI以外のGPUの使い道→天気予報の数値計算、自動車の衝突シミュレーション、半導体設計の回路シミュレーションなど。

