6965 浜松ホトニクス 個別株解説
- 浜松ホトニクス株式会社
- プライム市場
- JPX日経インデックス400採用銘柄
- 半導体関連株
- 光電子増倍管やシリコンフォトダイオードなど、光検出技術に強み、光センサーや光源、分光器、半導体レーザー、フォトダイオード、光電子増倍管、X線管、分析用光源など、光学技術を利用したさまざまな製品を提供
- 光→電気信号、電気信号→光に転換する技術により、EV車搭載のリチウムイオン電池等の透過検査に需要
- 外国人持株比率37.1%
- 2024年5月、8月に業績の下方修正、9月に大株主のトヨタが保有株を売り出し、暴落
浜松ホトニクスとは?
浜松ホトニクスは「光を使いこなす技術を開発して社会に役立てる」会社です。
「受光」と「発光」の両デバイスを扱い、「受光」では、光電子増倍管やフォトダイオードをはじめとする幅広い光センサを、「発光」では、レーザ、LED、計測用ランプなど各種の光源を開発・製造しています。
光センサや光源といったデバイスだけでなく、デバイスに専用回路を付加したモジュールやユニット、さらには、それらを組み込んだ光計測システム、イメージングシステム、画像解析システムなど各種のシステムを開発・製造しています。
医療・バイオサイエンス分野
PET(陽電子放射断層撮影)スキャナーや蛍光顕微鏡、DNAシーケンシング装置などで使用される光センサーや光源を提供。
工業用計測・分析分野
製品の検査装置や環境モニタリングシステム、半導体製造装置などに組み込まれ、クリーンルーム内での微細な粒子の検出、測定や分析を実現。
科学研究分野
高エネルギー物理学や天文学などの科学研究において、素粒子実験などの高感度な光検出器や天文学観測用のカメラなどに光センサーを提供。
新エネルギー・エコロジー分野
太陽電池の測定やリモートセンシング(遠隔測定)などに利用される製品を提供。環境モニタリングや大気質の測定にも活用。
決算
9月
6965 浜松ホトニクス 売上・営業利益・経常利益・前年比増減率
2023年9月期
売上:2,214億円(+6.1%)
営業利益:566億円(△0.5%)
経常利益:594億円(+0.9%)
2022年9月期
売上:2,088億円(+23.5%)
営業利益:569億円(+66%)
経常利益:588億円(+69.9%)