商号:信越化学工業株式会社
4063 信越化学工業 個別株解説
- プライム市場
- 日経225採用銘柄
- 日経225寄与度ランキング上位銘柄
- TOPIX Core30
- 40年以上減配なし、2016年3月期以降、連続増配
- 塩ビ世界1位、シリコンウエハー世界1位
- 半導体基幹材料「シリコンウエハー」、半導体製造に欠かせない「フォトレジスト」「フォトマスクブランクス」「封止材料」、環境対応車に欠かせない「レアアースマグネット」、他に「シリコーン」、「セルロース誘導体」などを提供。
- シリコーン樹脂国内1位、世界4位
- 競合:三井化学、住友化学、三菱ケミカルホールディングス、旭化成、東レ
- 売上の8割が海外
- ウエハ研磨加工を依頼している8155三益半導体を完全子会社化
- 8859 八十二長野銀行が大株主
- 経常利益の為替感応度はドル円1円で年間44億円
- 830億円で半導体露光材料の生産工場増設を伊勢崎に建設
信越化学の売上高・利益が2023年3月期をピークに減少した主な理由
1.塩ビ事業の不振(最大の原因)
米国の住宅建設の停滞と、中国メーカーの輸出攻勢による価格競争で、利益が大幅に減少した。
2.半導体材料の不振
半導体市場の調整や顧客の在庫削減により、電子材料事業の利益が減少した。
3.シリコーンなどの不振
中国経済の低迷や在庫調整で、機能材料事業の利益も減少した。
その後、2025年3月期には半導体関連などが回復して増益となったが、塩ビ事業はさらに減益となり、全社利益はピークに届いていない。
半導体不況だけでなく、塩ビの市況悪化が業績を大きく押し下げたことが大きな原因。
信越化学の今後の成長要因
1.地味だが、塩ビの価格修正を重要課題。中国メーカーの輸出増加による価格競争が緩和し、販売価格と利益率が改善すれば、全社利益を押し上げることになる。
2.AI半導体の高性能化・生産拡大に伴い、シリコンウエハーやフォトレジストなどの需要増加をすれば、電子材料事業の利益を押し上げる。
3.競争力の強い高機能シリコーンや半導体関連の高付加価値材料の需要の増加。
業績
決算期
3月
売上・営業利益・経常利益
| 売上 | 営業利益 | 経常利益 | |
| 2026年3月 | 2兆5739億円 | 6352億円 | 7082億円 |
| 2025年3月 | 2兆5612億円 | 7421億円 | 8205億円 |
| 2024年3月 | 2兆4149億円 | 7010億円 | 7872億円 |
| 2023年3月 | 2兆8088億円 | 9982億円 | 1兆202億円 |
4063 信越化学工業 動画解説

