大阪IR
大阪IRが2030年秋頃に開業予定。
日本MGMリゾーツ41%とオリックス41%の合弁会社「MGM大阪株式会社」が中心。
残りの少数株主にパナソニック、JR西日本、JR東海、近鉄、京阪、南海、三菱電機、岩谷産、大阪瓦斯、大林組、大成建設、大和ハウス工業、竹中工務店、関西電力、サントリーホールディングス、JTB、ダイキン、NTT西日本、NIPPON EXPRESS、阪急阪神不動産、阪和興業、丸一鋼管、レンゴーの計22社。
MGMリゾーツのリースバック
2019年、MGMリゾーツはラスベガスの「ベラージオ」をブラックストーンに42.5億ドルで売却。「サーカスサーカス」をフィル・ラフィンに8億ドルで売却。続いて2020年、「MGMグランド」と「マンダレイ・ベイ」をMGMとブラックストーンの合弁のファンドに売却。
他にも2021年には同じくラスベガスのカジノホテル「ミラージュ」をハードロックカフェに10.7億ドルで売却。
今度は2022年、MGMリゾーツはラスベガスのコスモポリタン事業をブラックストーンから16億2,500ドルで購入。プラスオプションとして、賃料2億ドル+毎年2%UP。コスモポリタンは2010年に開業し、ドイツ銀行が保有。その後2014年にブラックストーンが購入。
MGMリゾーツは、ブラックストーンに売却したベラージオ、MGMグランド、マンダレイ・ベイなどをリースバックで運営している。簡単に言うと、持ってるカジノを売って現金化、売ったカジノをそのまま家賃を払って借受け、得た現金で新しい投資を行う。その投資の一部が日本の大阪だ。
ラスベガスオワコン化
ただ、ラスベガスのIRは食事、飲み物、ホテルなどが法外な値段になりつつある。
食事やパーへ行けば20%前後のサービス料にチップ、
150ドルのホテルは、支払い時に40〜50ドルのリゾートフィーやら〜フィーとよく分からない手数料、かつで無料だった駐車場は1日20〜25ドル、バレーは40〜50ドルが乗り結局支払いは250ドル。
さらに5ドルから遊べたカジノも最低金額が上がり、条件も悪くなっている。
かつて、ラスベガスは安くて遊べるリゾート地を売りにしていたのに、今は何をするにも課金してどれだけ客からフィーを絞り取れるかというアリ地獄のような場所になってしまった。
もはやラスベガスはほんの一部の富裕層ためのもので、お客さんは何をするにも料金を気にして、騙されてるという気になり、一般庶民は馬鹿馬鹿しくて遊べない。
利潤追求で支払いに合わないサービスを続けていたら、当然リピートはなく、ラスベガスもいずれ終わるだろう。
大阪IR完成までに、何かしらの問題が起きるんじゃないだろうか。
大阪IR関連銘柄
- 8591 オリックス
- 9766 コナミグループ
- 6460 セガサミーホールディングス
- 6418 日本金銭機械
- 6428 オーイズミ
- 6425 ユニバーサルエンターテインメント
- 3625 テックファーム
- 9353 櫻島埠頭

