9107 川崎汽船 個別株解説
- プライム市場
- 日経225構成銘柄
- 海運業売上高第3位(1位:日本郵船 2位:商船三井 4位:NSユナイテッド海運 5位:飯野海運)
9107 川崎汽船 事業内容
ドライバルク輸送事業(ドライバルク船:192隻)
鉄鉱石・石炭・穀物の3大ドライバルク貨物の他、ウッドチップ・原木といった林産資源や、原塩やニッケル鉱、ボ-キサイトやアルミナといった資源・工業原料を、輸送。ばら積み船による石炭、鉄鉱石、穀物(小麦、大豆、トウモロコシほか)、製紙原料などの原材料輸送、日本向けの輸送、中国・インドなどの新興国向け輸送、大西洋水域での三国間輸送。
自動車船事業(自動車船:91隻)
乗用車やトラックなどの完成車の輸送。一般車両だけではなく、バスやトラックなどの大型車両から、重建機・ボート等の非自走貨物に至るまで、あらゆるタイプの貨物の輸送。
LNG船事業(LNG船:46隻)
LNGの輸送、三国間輸送や中・短期契約船の運航。
油槽船事業(油槽船:13隻)
原油やLPG(プロパン・ブタン)等、石油関連の海上輸送。
液化ガス燃料事業
重油から低環境負荷エネルギーである液化ガス燃料への切り替え、液化ガス燃料普及に必要な供給船等のインフラ設備や、燃料供給。
電力・海洋事業(電力炭船:25隻 海洋掘削船:1隻 FPSO:1隻 LNG燃料供給船:1隻)
オフショア/海洋エネルギー資源開発事業。油田・天然ガス田の探査掘削を目的とした浮体式海洋掘削装置ドリルシップ、FPSO(浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備)関連ビジネス。
コンテナ船事業(コンテナ船:41隻)
一般消費財から部品、原料素材まで多種多様な品目の輸送を行っているコンテナ船事業は、2018年4月以降、当社、株式会社商船三井、日本郵船株式会社の3社が設立したオーシャンネットワークエクスプレス(Ocean Network Express、通称“ONE”)へ統合。
ターミナル事業
コンテナ輸送における海陸の接点となるコンテナターミナルを運営。国内4か所に専用ターミナルを保有、海外では欧州においてはベルギーのアントワープにターミナルを1か所保有。
物流事業(近海・内航船:42隻)
航空・海上貨物フォワーディング、陸上輸送、通関、港湾運送、倉庫保管、据付、貨物混載サービス、国内における海陸一貫輸送等の物流サービスを展開。
決算
3月
9107 川崎汽船 売上・営業利益・経常利益・前年比増減率
2024年3月期
売上:9,623億円(+2.1%)
営業利益:847億円(+7.5%)
経常利益:1,357億円(△80.3%)